未来について
未来の話とは全て想像に過ぎない。
しかし想像だからこそ好き勝手な事も言えるわけだ。
先日、私は山下町から関内駅まで
極力信号で止まらず、且つ最短距離で歩けるか!
という、バカらしい事にチャレンジしてみた。
先の歩道信号が赤と分かれば、ゆっくりと歩き、時間を調整した。
又、赤から青に変わりそうになれば、歩く速度を速めた。
これはいわゆる先を見越す力だ。
どうしても赤になってしまった時は、その動きを止めず
青になればすぐに飛び出せるよう
そのあたりをぐるぐる歩き回った。
これは猫足立ちという、スグにでも行動に移せる戦術の一つだ。
そんな「バカな事」をしながら、私はいつもの徒歩時間より
早く関内駅にたどり着く事ができたのである。
何故「バカな事」なのか?
なぜなら、早く駅についた私には
その早く着いた時間を、有効利用する目的が無かったのだ。
これこそ真の「バカな事」だ。
これは人生にも例えられるかもしれない。
看板市場の未来について話をもどそう。
年商20億で上場を目指します!
100年企業を目指します!
ボランタリーチェーン展開を始めます。
などと言っても
それはウソでは無く夢であり、自由だ。何も問題は無い。
しかしここが問題なのだ。
【その夢の為に、今どのように行動しているのか?】という事が。
逆に言えば【今の行動は、その夢に即した行動なのか?】という事なのだ。
私達の会社は、ありがたい事に日々実績を積み重ねている。
それはまるで流れているかのように毎日続いている。
しかし今はその実績を、未来の力となるように
よく噛みしめながら積み重ねている。
その毎日の先。私が想像するに、看板市場という会社は
年商などでは無く、(それは後から付いてくる)
看板という必要性とその効果。
それを導く考え方が世間に認められる。
そんな存在となっているだろう。
それが目的。それが働く喜び。そしてそれが私の考える未来。
私が行った「バカな事」はその主旨を変え
今はこんな風に歩いている。
時には、横浜の古い建物の構造に感心したり、
時には、子供とお母さんの微笑ましいシーンに心休めたり
時には、歩く事によってお腹の脂肪が燃焼する事をイメージしたりと。
目的もはっきりと定めた。
そんな歩行によって辿りついた先には何があるのか・・・・
それは一杯のビール それで十分である。至福の時である。