彼は何かを決心をした表情で、携帯電話の数字を不慣れな手つきで打った。
どうやら何かのお願い事をしているようだ。
「はい、今度の土曜日に現地で。よろしくお願いします。」
その会話の終わりに、ゆっくりと息を吸い
ゆっくりと息を吐き、電話を置くや否や
彼はロッカーにしまってあったボロボロの、
それは伝説でもあるつなぎを出し、
すぐさまにゴミ袋の奥に押し込めたのであった。
一体彼は何を決心したのか?彼が話していた電話の主は一体・・・・誰?
つづく・・・・(笑)
つづき・・・・
お店の外観を新しくする仕事・・・・看板屋
人に例えると服装にあたるのが看板
彼は自分の外観を新しくする決意をしたのだ。
そこで彼が電話をした、その主はなんと
あの紳士服のコナカの社長であった。
なぜあのような大会社と知り合いなのか?は置いておいて
スーツを持っていなかった彼が相談する相手としては
これ以上の人はなかろう。
彼が向かった先は最近オープンしたばかりのお店
トレッサ横浜にあるスーツ専門店 【SUIT SELECT】
どうやらコナカ社長、直々にセレクトしてもらったらしい
彼は変わった。間違いなく何かが変わった。
間違いなく自分では選ばなかったであろうスーツを着た彼は
地元、都筑区で夜の帝王になる決意を固めたようだった(そりゃ違うっしょ社長)
というわけで、看板は看板市場 スーツはスーツセレクトで!