nakamura

看板市場で働くきっかけは何だったのでしょう?

―きっかけは、前職で仙台に転職していて、退職後こっちに戻ってきたタイミングで、社長に「一緒にやらない?」と言われた事ですか。
当時の僕はあまり乗り気では無かったので即答出来なかったのですが、
「アルバイトでもいいから」って言われて、ぼけっとしていても仕方ないなと思い、働き始めました。

きっかけはアルバイトですが、現在では最も長い勤続年数ですよね?

―はい、もう18年目になります。
働き始めはとても忙しく、過酷でした。
当時はトラックのマーキングと看板業と両方やっていたので。
人手不足の中、昼は川崎で車輌の仕事。夜は鴨居で看板作りの繰り返し。
本当に体力的に辛かったな。
でもあの時期があったから今があるんですよね。
当時を知っているのは社長と僕くらいだけど。

忙しい時期を経て看板作りに対する見方に変化はありましたか?

―一度やり始めたら面白かったんですよね、正直。
もともと物作りが好きだったので。
現在は営業職ですが、
看板作りの楽しさを知っているからやれているんです。
過酷だった時代も知っているし、看板の取り付けの知識は誰にも負けませんよ。
それが今の営業に活きている。
説得力が違う筈です。

看板作りのやりがいは何でしょう?

―何よりもお客さんが喜んでくれることです。
「あなたで良かった」なんて言われると、もう本当に嬉しいですよ。
以前ある動物病院を担当した際、そこの先生が本当に不愛想で。(笑)
看板が完成しても不愛想なままで。
当時の僕はお客さんが喜んでくれることが当たり前になっていました。
だからショックを受けましたが、後日集金に行った際、その先生がとびっきりの
笑顔で支払いをしてくれたんです。
普通支払いが一番嫌だろうと思うところですが、笑顔を見せてくれて。
本当に嬉しかった。
やって良かったと心から思いましたね。
お客さんが喜んでくれることは当たり前じゃない。初心に戻ることも重要です。
今ではそこの動物病院で、我が家の愛犬もお世話になっています。(笑)

看板作りとは何でしょう?

―看板作りとは出逢いです。
お客さんの笑顔を見ることが出来ると、看板作りがもっと好きになる。
そして、何よりも楽しい仕事です。
自分が作ったものが、その店舗の“顔”になるんですから。
自分の作品として、ずっと生き続けますから。

 

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